【投資のすゝめ】投資をしないと貧しい老後が待っている理由

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お金の勉強を始めて気がついた最も大きなこと。それは資本主義において豊かな生活を送るため、そして特に少子高齢化な日本において老後の生活を守るために投資はマストである、ということです。

今日はなぜ投資が必要になるのか?について、学校で教わらなかった大事なことについてお話していきたいと思います。

私の夢である、海の近くでのんびり暮らすためには投資でお金を蓄えておくことが必須なのです。

投資とは

そもそも投資とは、株式や債券、投資信託、不動産などお金ではない形で資産を保有するとうことです。

以下の図のように日本人の多くが預貯金で資産を保有しています。預貯金ではすぐに引き出して使うことができますが、利息は0.001%。100万円預けていたとしても1年で10円の利息しかもらえません。(ふざけてんのかしら)

それに比べて投資は、中長期的に見て預貯金よりも利益を得られる可能性が高いという性質があります。例えば全世界の株式に投資した場合、平均の利回りは5〜7%。同じ100万円を投資に回した場合、1年で5〜7万円の利益になるということ、それは預貯金の5,000〜7,000倍ということになります。

日本人が投資をしないのは、リスクを正しく理解できていないからだと思われます。投資では元本割れのリスクが必要以上に恐れられる一方、預貯金ではインフレによるお金の価値の低下があることを知っている人は多くありません。(後述)

株式の価値 > お金の価値だから

Dice rolling over stock listings

上記のチャートは、アメリカにおいて1802年の1ドルの価値が2014年にはどうなっているかを表すものです。

1802年には1ドルの価値だった株式(Stocks)が、2014年には100万ドル以上の価値になっています。債券(Bonds)は1,642ドル、そして現金は0.0051ドルにまで落ち込んでいます。経済成長に伴い株式などの投資商品の価値が右肩上がりなのに対し、インフレによるお金の価値は右肩下がりなことが見て取れますね。

これを見て、タイムマシンができたら絶対に未来に行くことを決めました。投資商品の視察に行き、帰ってきて爆買いするんだ!!!

投資をしていないお金持ちはいないから

投資だけでお金持ちになった人は少ないですが、投資をしていないお金持ちはいないと言われています。

あのMicro softのビル・ゲイツも、Amazonのジェフ・ベソスも、Facebookのマーク・ザッカーバーグもみんな投資家です。

私も投資を始めたので、投資家です!(資産はノミレベル)

インフレによる預貯金のリスクを知ったから

インフレによるお金の価値の低下リスクについては前述で触れましたが、一体どういうことなのでしょうか。

インフレとは、物の価値が上がりお金の価値が下がることです。

例えば、私が高校生のときマクドナルドのハンバーガは59円で買えましたが、現在は110円に上がっています。以前は59円=ハンバーガー1個の価値がありましたが、現在は59円=ハンバーガー約半分の価値しかないということになります。

昔は1円でものが買えたとおばあちゃんから聞いたり、昔は初任給が数万円だったと親から聞いたりしたことはありませんか?海外でハイパーインフレが起こり貨幣価値が下がり、お金の山を前に困り果てている映像を見たことがありませんか?そう、それがインフレです。

日本では長らくデフレが続いていた珍しい国ですが、今後は他先進国と同様にインフレが進むと予想されています。

インフレが進むと、安心だと思って預貯金で持っていた100万円は上がりも下がりもせず100万円のまま。であるにも関わらず、お金の価値は下がることで現在100万円で買えるものが30年後には買えないというリスクがある、ということです。

預貯金はインフレでは安心できる資産の保有方法ではないんですね。学校で歴史だけでなく「未来」についても教えて欲しかった。。。

お金に働いてもらうことができるから

預貯金のリスクが分かったところで、お金に働いてもらいましょう!

インフレの上昇率に応じて、保有資産も右肩上がりにしていく必要があります。そして投資商品の価値は、お金と比べて右肩上がりであること前述の通りです。

ということは、投資することでお金に働いてもらって資産を増やす。これが答えになります。

資本主義に生きている私たち

資本主義においては、信用に基づく経済活動によって豊かになってきました。昔はお金は有形のものとしか交換できませんでしたが、信用という考え方が登場したことで無形のものとも交換できるようになりました。

会社という無形のものを興すため、信用に基づき銀行から融資を受けます。そのお金を使って事業を行います。利益が増えると、雇える人数も増えます。したがって、会社の利益が増えるとともに、仕事を得る人数が増え豊かな個人が増えていきます。

豊かな個人は使えるお金が増えたので、第三者から商品やサービスを購入することができます。するとその第三者も豊かになります。豊かなにった第三者は利益を増やすべく、多くの従業員を雇います。それから起こることは、もうお分かりですよね。

投資の本質

投資というのは、信用に基づく無形の資産とお金を交換することで、豊かな個人を増やし経済活動を強力なものにすることで、投資額以上のリターンを得る方法です。これこそがお金に働いてもらう、ということの本質となります。

資本主義については、サピエンス全史で腹落ちできました。資本主義については下巻で説明されていますが、上巻から一通り読むことをおすすめします。少し難しい本ですが、読み終わると10個頭が良くなった気分になりますよ。

ネットで簡単に投資ができる時代になったから

ネット証券を使えば、投資商品の売買がクリックするだけでできます。証券会社の窓口にわざわざ出向く必要もなければ、対面サービスに対する高い手数料を支払う必要もありません。

クーラーの効いた涼しい部屋で、寝っ転がりながらお金が増やせるのであれば、もうやる一択

ちなみに私は楽天証券を使っています。

投資信託(ファンド)というパッケージ商品があるから

投資信託とは、投資家から集めたお金をプロが運用してくれるものです。

eMAXIS Slimや楽天VTIなどの利回り約7%で手数料激安の優良ファンドがあるので、初心者でも簡単に良い商品に投資ができます。

何事もやってみないと分からないと思っているので、とっつきやすいものからまずは始める。それから奥深い個別銘柄への分散投資や不動産投資なども勉強していきたいです!

日本政府が匙を投げたから

積立NISAやiDeCoは、「もう国民の老後守れないかも〜、自分で資産形成してどうにかしてね〜、よろ」という政府からのメッセージだと思っています。

通常株式の利益には20%の税金がかかるのに、積立NISAでは非課税(但し投資額が年40万円まで)、iDeCoでは退職金扱いとなり税制上優遇措置が講じられています。

住民税、所得税、固定資産税、譲与税、消費税、酒税などなど何にでも税金がかかるこの世の中で、「税金取りません!」または「優遇します!」という商品を押し出してきたということは。。。ってことです。

日本は少子高齢化が進み、若い世代の負担が増えています。30代の私が高齢者になる頃には、きっと今の年金制度よりも改悪された制度になっていることでしょう。自分の老後は自分で守るしかない、ということですね。

まとめ

私が投資を始めた理由、「投資のすゝめ」は以下の通り。

  1. 投資とは
  2. 株式の価値 > お金の価値だから
  3. 投資をしていないお金持ちはいないから
  4. インフレによる預貯金のリスクを知ったから
  5. お金に働いてもらうことができるから
    1. 資本主義に生きている私たち
    2. 投資の本質
  6. ネットで簡単に投資ができる時代になったから
  7. 投資信託(ファンド)というパッケージ商品があるから
  8. 日本政府が匙を投げたから

投資をしないリスクが高いこと、投資をしないと豊かな老後が期待できないことがお分かりいただけましたでしょうか。できればもっと早くに知りたかったことです。

実際、生涯必要なお金と定年までに稼げるお金&年金を計算してみたところ、約1億円も足りなかったことが判明。解決策が投資と副業しかなかったため、始めたというわけです。

↓1億円足りない記事はこちら↓

↓副業についての記事はこちら↓

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両学長 リベラルアーツ大学
「今よりも一歩自由に!」をテーマに、 IT経営・投資家の両🦁(リベラルアーツ大学学長)が、人生を豊かにするために必要な知識を配信中! 🎓 お金にまつわる基礎教養(貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う の5つの力) 💖 心を豊かにする考え方・人生論 を節約・投資・トレンドの話題などと絡めて、初心者にも分かりやすく解説して...

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊

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